審美的な歯は、どのようにして作られているか?知ってますか?

 皆さんが歯医者さんにお世話になるのは、大抵、虫歯の治療ですよね。痛くて、耐えられないから治療してもらうという場合ですね。それと、もう一つの大きな目的は、美しくなりたいからという「審美的な欲求から」があります。特に、前歯の笑ったときに見える部分は、気になりますね。
 青春期になって、異性を意識しだすと、自分を美しく見せたいと思うのは、誰にも共通していることですよね。貴女もきっとそうでしょうね。
 生まれつき綺麗な歯並びを持っている人はいいのですが、虫歯や病気・遺伝・事故などで、前歯が欠けたり失くした場合に、元通りに綺麗な歯並びが戻らないと、不自然ですよね。だから、歯医者さんに行って、元のような歯並びにしてくださいと希望するのですよね。
 今は、保険で治療できる「レジンで作る歯(レジン前装冠)」と、保険ではできない「陶材で作る歯(陶歯前装冠またはポーセレンジャケット冠)」とがあります。少し、難しい専門的な言葉が出てきましたが、タレントさんが使っている「きらきら光ってる綺麗な歯」はほとんどすべて、陶歯前装冠というものです。
 これは実際にはどのように作られているか知ってますか?歯科技工士という国家資格の職業人がいて、口の中に入れる義歯や補綴物を作って、それが皆さんの口の中に装着されているのです。
 では、今回、特に前歯に使われる「陶歯前装冠」の作り方を説明しましょう。まずは、駄目になった歯を歯科医が削ります。そして、まず金属の土台を作ります。
 人が物を噛むときに噛み締める力は、想像以上にすごいのです。1本の歯に、70キログラム以上の力が加わります。だから、これに耐えられるしっかりした土台が必要なんですね。
 これには「金合金」を使います。今、急騰している貴重なゴールドを含んだ金属です。この金属を土台にして、いろんな陶材を組み合わせて、電気炉を使って1000℃以上の温度を加えて焼き付けるのです。いわゆる「焼き物」の技術が基本になっています。この技術は、宇宙旅行に必要な「スペースシャトル」にも応用されている高度な技術なのです。そんなものが、お口に入ってるのですよ。
 次回は、もう少し、具体的に、製作法を報告します。

mtsuji55 at 08:57 │Comments(0)TrackBack(0)clip!審美歯科 

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