歯科疾患に及ぼす喫煙の影響について

喫煙が口腔内に与える影響についての研究は、1990年代から世界的に行われ、悪影響

を与えるということが常識となりました。

歯周組織に与える影響については、喫煙1日20本を7年間続けた男性では、歯の根元に

広範囲にわたるメラニン色素の沈着があり、慢性的な歯肉炎が認められました。

喫煙1日40本を18年間続けた男性では、歯肉の退縮が著しく、メラニン色素の沈着が顕

著であり、歯周病も進行し、歯石も認められる。

喫煙をしていた人は、禁煙をしても、11年以上経過しないと、歯周病になり易いとい

うデーターがあり、インプラントの失敗率は、明らかに喫煙者の方が高いというデー

ターがでています。喫煙者は、インプラント手術の成功率が約10%低下するといわれ

ています。血流が悪くなることが失敗の要因です。だから、禁煙してからインプラン

ト手術を行うことが常識となりつつあります。

喫煙が、歯科疾患を増加させる大きな要因となっているのです。それは、ニコチンの

作用により,末梢血管が収縮し、血液循環が悪くなることから、歯周病になりやす

く、また治りにくい状態をつくります。

歯肉には,メラニンの沈着して、黒ずんだ色を呈して、審美的にも悪いです。

さらに影響が怖いのが、タバコの煙を間接的に吸わされている子供は、むし歯になる

危険が2倍になります。保護者にも禁煙指導が必要なのです。

タバコの煙には一酸化炭素が含まれ、血液中のヘモグロビンと結合する性質が、二酸

化炭素の約240倍も強いのです。一酸化炭素中毒が怖いのは、この性質によるのです。

喫煙は、常に酸素不足の状態をもたらし、老化現象を促進する要因ともなっていま

す。


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mtsuji55 at 00:39 │Comments(0)TrackBack(0)clip!予防歯科  | 

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