咀嚼というのは、非常に微妙なものです。

物を食べているとき、小さな石粒が混じっていて、咬んだ経験は誰でもあ

ると思います。思わず噛むのを止めますよね。それだけ神経が繊細に口の

中の調和をコントロールしながら、作用している証拠でもあります。

それと歯が虫歯になって、治療を受けた経験も、ほとんどの人がしている

筈です。このとき、最終補綴物を装着するとき、かみ合わせチェックをし

ます。歯医者さんが「どこか痛くないですか? 高くないですか?」と聞

いてきます。実際、周りの歯より高い状態で噛みあわせをすると、痛く感

じます。この高さは、どの程度の高さと思いますか?何十ミクロンの単位

です。1ミクロンとは、1/100ミリです。こんな高さの違いが、口の中では

違和感を訴えるのです。痛いと、人間は本能的に避けようとします。正し

いと思われる位置とは、違った位置で噛むように避けます。そうすると、

調和を保ってきたシステムに、狂いが生じてきます。それが積もり積もる

と、色んな症状に発展してゆきます。

咬合のアンバランスは、ストレスを生じます。それは神経にも影響しま

す。顎関節にも影響が生じるかもしれません。神経的な不安やイライラを

引き起こすかもしれません。いわゆる不定愁訴という症状があります。何

となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病

気が見つからない状態です。こんな症状の、何割かは、歯から来ていると

いう報告も多くされているのです。

ほんのわずかな咀嚼の異常も、馬鹿に出来ないのです。

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mtsuji55 at 16:44 │Comments(0)TrackBack(0)clip!咀嚼  | 

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