部分床義歯とは、どんな義歯???

今の日本人、高齢者を含めて、意外と義歯のお世話になっている人は多い

のですよ。さすがに、総義歯というのは高齢者が多いのですが、圧倒的に

多いのが「部分義歯」です。何本か歯が残っていて、その欠損部分に義歯

を装着している義歯です。歯の抜ける理由は、人それぞれで、抜ける場所

もそれぞれです。義歯を入れている人で、問題となるのが、「遊離端義

歯」の人ではないでしょうか?部分床義歯といっても、大きく分けると、

この遊離端義歯と中間義歯があります。中間義歯は、残存歯と残存歯の中

間に入っている義歯です。

天然の歯は、歯槽骨の中で、歯根膜という薄い膜により、固定されていま

す。歯でものを噛むと、少し沈下します。これが、20〜30ミクロン程度

なのです。しかし、歯が抜けてなくなると、そこは歯根膜が既に無く、粘

膜だけになります。その部分は、様子が異なり、圧力が加わると同様に沈

下するのですが、沈下する量が大きく異なってきます。200〜300ミクロン

になります。すなわち、歯根膜の約10倍の沈下をするのです。義歯は、

多かれ少なかれ、咬合圧を受けて、人工の歯でものを咀嚼する訳ですが、

部分入れ歯には、通常、義歯と残存歯を固定するために、「クラスプ」と

いう固定道具が付いています。義歯が受けた圧力は、残存歯と粘膜が支え

る構造になっています。この組み合わせが、この人の今後の運命に、大き

な影響をもっています。

次回は、歯根膜と粘膜の違いが、お口に与える影響について、お話しま

す。

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mtsuji55 at 20:08 │Comments(0)TrackBack(0)clip!  | 咀嚼

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