ミネラルが不足の加工食品で歯と骨の質が低下している

私たちの健康には、約80種類の元素が必要です。微量でも人の体に不可欠

な元素を「必須微量元素」といいます。クロムは、血糖値を一定に維持す

るインシュリンの作用を助けるために不可欠です。亜鉛は、母乳の中にも

含まれていて、欠乏すると皮膚がかぶれたり、味覚の発達にも影響しま

す。体内に入ってくるカドミウムや水銀などの有害物質を抑える働きもあ

ります。フッ素は、正常な骨格を維持し、骨粗鬆症、成長・生殖にも関与

します。

このように、ミネラルとはカルシウム、鉄、マグネシウム、リンなど50種

以上の元素で、ごく微量で皮膚や骨、血液、筋肉、神経など、からだのあ

らゆるところに作用して、健康維持に役立ってくれるものなのです。この

ミネラルは、新鮮な食物には本来豊富に含まれているべきなのですが、土

壌からも減少しており、当然、食物からも減少の一途の傾向にあります。

調理ずみの総菜やインスタント食品、加工食品などには、さらに減少が著

しいのです。

わが国の栄養所要量に掲載されているミネラルは、主元素であるCa(カル

シウム)、Mg(マグネシウム)、P(リン)、K(カリウム)、Na(ナトリウム)

と,微量元素のF(鉄)だけです。昨年から、ようやく厚生省でも、ミネラル

の適正摂取量(所要量)について検討が始められました。毎日の食事には

かなり不足していることが、一般家庭を対象にした食品分析調査でも分か

りました。加工食品の処理過程でのミネラルの損失も、認められていま

す。



mtsuji55 at 15:26 │Comments(0)TrackBack(0)clip!  | 予防歯科

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