インプラントの利点・欠点を知りましょう

専門的に話をしますと、歯牙が正しい位置に存在する場合は、噛みしめた

時に、歯に加わる咬合圧は、上顎に対しては、外側(頬側)よりも内側

(口蓋側)に加わります。下顎には、舌側より外側(頬側)に応力が、か

かります。このバランスを保っている場合は、80才を超えても健全な状

態で歯牙が残って、機能を保つことが可能です。しかし、歯牙は側方から

の限界を超えた応力には弱く、10代でも、歯を失う可能性は多いです。

歯牙が抜けると、歯を支えていた歯槽骨の吸収が、上顎では外側、下顎で

は舌側で、より強く起こります。上下の歯牙を失うと、自然な咬合力関係

が狂ってきて、色々な問題が生じてきます。

その問題を解決する方法の一つとして、開発されてきたのが、インプラン

トです。

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インプラントは、顎骨の頑丈な部分に人工歯根を設定するのですが、咬合

圧を関知し、クッションの働きをする歯根膜という組織が、インプラント

の人工歯根には無いので、咬合圧の調整が難しいのです。

インプラントという技法は、歯科業界では画期的な方法として評価される

ものです。とくに、義歯が使えない症例の場合は、患者さんにとっても有

効な方法です。しかしながら、かみ合わせはミクロン単位で、良くなった

り悪くなったりする次元の世界です。インプラントは、かみ合わせを考え

るとき、『間に合わない』という意見もあります。

良いという評価だけでなく、利点・欠点を知った上で、自分に受け入れる

かの決断が必要です。

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mtsuji55 at 02:39 │Comments(0)TrackBack(0)clip!  | インプラント

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